“「ホームページ」を作りたいんだけど、どうしていいのかよくわからない。”
というパソコン苦手意識の強い初心者の方へ。
ちょっと違う角度から考えてみることで、あっという間にホームページが自分で作れてしまうかもしれません。
「ホームページ」というのはインターネット上の自分の家。
家を新築したことのある人ならすぐにイメージできると思いますが、もともと何もなかったところに、形ある家という空間ができる。
その家を「建てたい!」と思ったときから実際に「完成した!」までに、いくつかのステップを踏んでいますよね。
実は、形は違えど、ホームページも大まかにいうとステップは同じ。
パソコン操作や知識は苦手でも、別のことに照らし合わせてみることで、案外あっさり仕上げてしまえるかもしれません。
そのためには、まずしっかり全体像を捉え、そして具体的に進めていくステップを「新築の家づくり」のイメージで進めてみることにします。
さあ、それでは新しい家を建てる計画を立てていきますよ!
まず、あなたにはすでに「こんな家がいい!」というイメージがありますか?
これはつまり「こんなホームページがいい!」というイメージ、になります。
そして家を建てるために必要なことは「設計」と「建設」というステップ。
「設計」は「建設」できるように、家の大きさ、間取り、採光や水回りなど機能性やデザイン性など計画し図面にあらわしたもの。
そして「建設」は、できあがった「設計」に基づいて、いろいろな素材を使って建てていく(作っていく)こと。
ですから、すでに、こういう家に住みたいなぁ、というイメージができていれば、今すぐにでも家づくりがスタートできる準備が整っているということになりますね。
それと同じくして、ホームページを作るためにも、こんなホームページがいいなぁ、というイメージがあれば、いつでもスタートが切れる状態です。
つまり、具体的に「設計」が始められるというわけです。
たとえばホームページで
など、イメージを形に表していくための内容を考えて具体的に決めていくのです。
そのために重要なのは、「ホームページを作る目的を自分がしっかり解っているか」ということになります。
理想の家を建てたければ、まずは「理想」をはっきりさせることで、屋根の形、壁の色、キッチンの場所、窓の大きさ、というパーツがどんどん理想を形にしていきます。
それと同じで、想いやイメージや目的がはっきりしていれば、すべてのパーツが組み合わさり、あなたの内面にある形ないものが、文章や画像などを組みこんでいくことで、見える形となって「あなたのホームページ」として完成していくことになるんですね。
ですから、実はこれが最重要ポイント。
実際の家を建てるには、道具が要ります。力も要ります。技術やコツも必要になってきます。
そして経験があれば、なお安心ですね。
でも、そんなものはなにもない!というのが一般人。
ですから家のような大きなものを建てるのは、ほとんどがプロの大工さんにお願いしますよね。
でも中には、セルフビルドのログハウスのように、自分で建てられる!という器用な人もいたりします。
人が住む家のようなものでも、絶対プロじゃないとできない、というわけでもないんですよね。
さて、ではそれがホームページとなったらどうでしょう?
「うわー。パソコン苦手―!なんにもわからないー!」と逃げたくなる。そんな人が多いのが現実ではないでしょうか?
ここで少し話を切り替えます。
「ホームページの作成」にハードルの高さを感じる人の多くは、「パソコンとは難しくてややこしいもの」といった先入観がないでしょうか?
そもそもパソコンて何ができるの?
なにかデータを打ち込んで、表とか作れたりするよね。
パソコンの中にあるソフトっていうのを使って、写真を加工したり、動画を作ったりできるよね。
でもなにをしたらホームページみたいなものができるの?
文章書いて写真を決めて、ピッてEnter押したら全部でーきた!って作れたりするの?
それくらいぼんやりとしかわかっていない、という人もけっして少なくないのではないでしょうか。
少し前までは、ホームページを作るためには専門的な知識が必要でした。HTMLというものを使いこなすことが絶対に必要だったわけです。だから「制作は業者へ依頼」。これが少し前までの常識でした。
でも最近は、無料で作れるホームページの「テンプレート」というのがたくさん出てますね。
パソコンに不慣れな人でも、なんだかんだといじっている内に、なんとなくホームページっぽいものができたりします。
こういうテンプレートというものは、HTMLという専門的な知識がない人でもホームページを作成しやすく作られたもので、作成者によってそのテンプレートの内容もずいぶん違っています。
でも一体何が違うのか、自分に合ったテンプレートはどういうものなのか、その違いを見つけることも、ちょっとわからなかったりするのではないでしょうか?
ですから、まずは
例えば
そして
そしてとにかく一度試しに作ってみることです。
苦手意識がある人も、やってみると案外楽しいかも!と目覚めてしまうかもしれませんよ。